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個人再生手続き~気持ち~

個人再生手続き

 2014年8月下旬私は職場を休職していた。原因はうつ病だった。2011年に現在の職場に転勤してから実に3回目の休職だった。さすがに焦ってはいたし、病気は改善しないなかで悶々と療養生活に明け暮れていた。

 休職になると私の職場の場合、1年目まで給料月額の80/100、休職も1年を超えると無給になってしまう。2014年8月は実に休職1年を超える時期だったのだ。
 さて、私は妻子持ちである。今後の収入は「傷病手当金」で暮らしていかなくてはならない。傷病手当金は給料日額の2/3の額だ。どんどん家計は苦しくなっていった。
 定期預金の切り崩しも限界になった時、初めてカードローンのサイトを覗いてみた。審査1つで100万でも150万でも借りられる・・・・。そんな甘い誘惑に乗ってしまった。正直なところ、家計は全盛期の給料の2/3のレベルまで落とさないと可処分所得が減っていくことは明らかだった。しかし、家計はレベルを下げず、節約どころか浪費を重ねてしまった。こんな経緯から手を出したのが、S銀行のカードローンだった。S銀行から100万円借りて、Amazon楽天市場JCBのクレジットの返済を行った。ここで悪い癖が出てしまった。100万円借りて、Amazonなどに返済、数万円残ったのだが、これを競馬に使ってしまったのだ。そしてあろうことか、馬券的中率が高く、万馬券を連発してしまったのだ。
 すっかりギャンブルにはまってしまった。S銀行の100万円の返済が迫っているのに競馬をやってしまい、今度はR銀行から150万円借りてしまった。ここでS銀行の100万円を返済しようとしたが、結局、馬鹿なことをしてしまった。150万円ほとんどを競馬に使ってしまいオケラにしてしまったのだ。
 こうなったら、毎月の返済で乗り切るしかないと、S銀行、R銀行の返済を決意したが、すでにJCB,オリコからもキャッシングがあり、それも返さないとならない。そしてH銀行、R金庫から合計100万円、消費者金融Pからも50万円を借り入れ返済に充てたが、もう何社も借りてしまい返済ができない状態になってしまっていた。それでも競馬は止められなかった。数万円単位で馬券を購入。負け続けても賭け続ける・・・・もう病的だった。
 家計は支出が多くなっていた。2015年9月に次女が誕生。復職の目途が立たないまま、ギャンブルは止められなかった。おそらく500万円くらいはギャンブルに費やしただろうか。戻りは40パーセントくらいだから、毎日お金がないのは当然だ。
 2016年毎月数社の返済の中でついに万事休すの時が来た。光熱費の滞納、新聞代の滞納、マンション管理費の滞納が出始めた。もうどうしようもない。サイトからあっちこっちの銀行に融資を申し込んだ。しかし、休職者に金なんて貸すわけわない。焦りが募り、R金庫の相談員の方にすべてを白状した。
 相談員の方は解決策を考えてくれた。もちろんギャンブルはやめる。家計は切り詰める。そんな条件のなかで司法書士の先生を紹介してくれた。2016年6月総負債額1000万円の個人再生手続きが始まったのだ。

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